
高い経験値をほこる新体制の二輪部門
00年代前半、日本国内にもデリバリーされていたO・Zレーシングのアルミ鍛造ホイール。ここ数年見かけることがなくなり”どうしたのかな”と不思議に思っていた人もいるだろう。さらにはO・Zレーシングの存在自体を忘れてしまった人も…。ところが最近、以前ラインナップされていたモノとは異なるまったく新しいスタイルのO・Zレーシング製品が、ノーブレスト社からリリースされたのである。その経緯を知りたいと思っていた矢先、O・Zレーシングをプロデュースするイタリア本国のO・Zモーターバイク社から全日本選手権の開催に合わせて、急きょ主要スタッフであるジュリオ・アルゼンツィアーノ氏とマッシミリアーノ・ボガーニ氏が来日するという情報をキャッチ。そこで新しいホイールや今後の活動、さらにはアフターマーケットホイールのこれからについて緊急取材を敢行した。
CP:今回の来日の目的について教えてください。
ジュリオ・アルゼンツィアーノ氏(以下G氏):今回はO・Zレーシングの製品をレースにたずさわっているお客さまに見ていただきたい、というのが第一の目的でした。とくに見ていただきたかったのは、今回日本に初めて持ち込んだマグネシウム鍛造ホイール。JSB1000クラスに参戦しているチームにプレゼンテーションしたかったのです。我々は日本市場をよく知っていますし、日本のメーカーとも付き合いがあります。そういったメーカーに再びお会いして、新しい製品を中心にO・Zレーシングの製品を見ていただきたかったのです。それに加えて日本でのディストリビューターであるノーブレスト社と、これからの日本において、レースとアフターマーケットの両面でどういったカタチで展開していくかを、突っ込んで打ち合わせしたかったのです。
CP:数年前、日本でもO・Zレーシング製のホイールがデリバリーされていたのですが、それとはまったく異なる新しいスタイルのホイールが今回ノーブレスト社から発売された経緯を知りたいのですが…。
G氏:O・Zはもともと四輪のレーシングホイールやアフターマーケット向けホイールをメインで展開していました。以前デリバリーされていたのは、6年前に四輪のスタッフが中心になって作ったモノです。そして今回ノーブレスト社で扱い始めたモノは、最近新たに立ち上がった二輪部門の二輪の経験が豊富で“未来を見すえた製品作り”というようなビジョンのある人たちが作り上げたモノなのです。それゆえにコンセプトも違うし、見た感じがまったく違うモノになったのではないでしょうか。だから、ものすごく違うと評価していただいたことに、我々は非常に満足しています。












